費用について
在宅療養における費用は、医療保険が適応されます。(個別の概算はお気軽にお問い合わせからメールしてください)
自己負担額は年齢、所得、公費負担の有無により負担額が異なります。(例えば、春日井市の後期高齢者の公費負担制度は春日井市ホームページに、愛知県の指定難病による公費負担制度に関しては愛知県ホームページに記載されています。)
当院は連携型の強化型在宅支援診療所(病床あり)で算定を行っております。
令和6年6月の診療報酬改定で、特に施設での診療報酬の変更がありました。
ケース1)後期高齢者自己負担1割。福祉証なし。要介護3
通院困難で、月1回の訪問診療(888点)および介護保険などの意見書の対応等も含めた在宅総合医学管理料(2745点)を算定した場合。包括的支援加算(150点)あり。合計3783点で月約3800円
ケース2)後期高齢者自己負担3割。福祉証なし、要介護1
認知症があり、老人ホーム入所中で、月2回の訪問診療(213点x2)および介護保険の意見書等の対応を含めた施設入居時等総合医学管理料(50人以上、905点)を算定した場合。包括的支援加算なし。合計1331点で約4000円
ケース3)ご夫婦で通院が難しくなり訪問診療となったケース。ご夫婦とも後期高齢者1割、福祉証なし。月1回の往診(213点x2)、介護保険などの意見書の対応等も含めた在宅総合医学管理料(2745点x2)を算定した場合。ご主人が認知症あり要介護2。合計5916点で、お二人で約月5920円
必要に応じて血液検査(約1000点前後)、超音波検査(訪問診療の場合400点)、退院後の場合:在宅移行早期加算(100点)、在宅中心静脈栄養法管理指導料(3000点ほか)、在宅酸素療法指導管理料(2400点ほか)などの加算があり、増額があり得ます。
また診療時間によって(緊急時 850点、夜間・休日の往診 1700点、深夜の往診 2700点等)費用が異なる場合があります。
診断書、予防接種、衛生材料等に関しては実費請求をさせていただきます。
薬剤(調剤された点滴薬剤等を含む)に関しては、院外処方となりますので薬局にて代金をお支払いください。
お支払いに関しては、診療月の3-4ヶ月後の月末(例:5月分は8-9月末)に請求書を郵送いたしますので口座引き落とし、往診時の集金、クレジットカード払い(メール決済)にてお支払いください。